2020年10月31日の夜、トランプ大統領はペンシルベニア州モントゥスビルのウィリアムスポーツ地域空港に到着し、選挙集会に参加した。(写真撮影:看中国/Grace)

 トランプ大統領は最近、数人の側近や彼に親しい人々と新政党の結成について話し合っていると、米メディアのウォール・ストリート・ジャーナルが19日(火)夜、この件に詳しい情報筋の話を引用して報じた。トランプ氏は、新党を「愛国党」と呼びたいと言われている。

 情報筋によると、トランプ前大統領はホワイトハウスを去った後も米国の政策に影響を与え続けることができるように、新党を作りたいと考えているという。

 最新のラスムセン・レポートの世論調査によると、トランプ大統領の離任前夜、アメリカ人のトランプ大統領の仕事に対する承認率は51%に達し、歴代大統領を上回った。また、トランプ氏が共和党有権者の中で90%を超える高い支持率を維持しており、その支持者の中には2016年にトランプ氏が選挙運動を始める直前に共和党政治に深く関与していた人もいる。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙の分析によると、トランプ氏の新党結成の努力は、一部の共和党員から強く反対される可能性があるという。この動きによって、共和党内のトランプファンが共和党を離れ、トランプ氏の「愛国党」に加わることになると考えるかもしれない。

 ホワイトハウスは、トランプ新党の噂についてコメントを拒否している。

(翻訳・藍彧)

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