中共の脅威はすでに家の中(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

 マイク・ポンペオ国務長官は1月8日、下院で共和党議員との会談を行い、会談では、ポンペオ長官は中国共産党(以下、中共)の脅威はすでに「家の中にある」と警鐘を鳴らし、議員たちに中共の脅威に立ち向かい、アメリカとその自由を守るよう議員に促した。

 ブライトバート・ニュース・ネットワークによると、ポンペオ長官は保守派の共和党研究委員会のメンバーに、自身が下院議員時代に中共の脅威を認識していたが、その脅威の「範囲、規模、性質」を知り、それがいかに身近なものであるかに気付いたのは、CIA長官になってからだったと語った。

 「この戦いはすでに家の中にある …… 彼ら(中共)はどこにいるのか、私たちの高等教育機関、高校、保護者教師会(PTA)のグループ、市議会や州議会、アメリカ全国にいるんだ。これは(彼らが)50年前から続いている根強い浸透である。共和党も民主党もこのことを拒否しているので、私たちは始めている」

 ポンペオ氏は、中共の脅威が過去3、4年で劇的に変化したと考えており、「かなりの数の国際企業が、中国の政治リスクは3、4年前に考えていたものとは異なると考えている。…… この方面に根本的な変化がある、習近平の下での中共は20年前とは違う」と述べている。

 ポンペオ氏はまた、中共を倒せない存在として扱わないよう、その脅威に立ち向かうよう議会のメンバーに促した。「彼ら(中共)は10フィート(3メートル)の高さではなく、彼らもまた大きな課題に直面している。私たちは、私たちが持っているツールや力を使って、米国が如何に自らの国を守り、西側が如何に必勝するという私たちの理解を反映した形で、彼らの行動に影響を与えるような方法で、彼らに実質の代償(圧力)をかける必要がある」

(翻訳・北条)