湖北作家協会の元会長である方方氏(イメージ:ネット写真)

 数日前、38人の中国共産党の軍人作家が一斉に中国作家協会を脱退した。中国作家協会の71年の歴史の中で、最も多くの作家が一斉に脱退したことに注目が集まった。

 香港メディア12月21日の報道によると、12月16、中国作家協会は38名の作家の退会についての発表を行った。38名の軍人作家は軍隊内部の関連文書の要求に従って退会申請書を提出し、作家協会事務所はこの38人の退会を承認した。

 情報筋によると、38人の中には、元総軍備部副政治委員長の朱曾権中将、元海軍航空隊副政治委員長の馬国超、元陸軍芸術学院長の陸文虎、元浙江省軍区司令官の王賀文などの退役軍人をはじめ、新疆作家協会副会長の周涛、80年代の女性陸軍作家の董夏青青など、多くの退役軍人が含まれている。当該発表はすでに削除された。

 同事件は広く注目されている。一部のネットユーザーは、軍人作家や他の作家が様々な民間団体に参加するのは、軍隊が商売をしているのと同じ本質だとコメントしている。

 さすがにタブーであり、規律違反である。中国軍人作家の集団脱退は作家協会が方方氏を匿う行為に対する抗議ではないかと推測される。湖北作家協会の元会長である方方氏は、コロナ流行期の武漢での生活を日記に残し、その後、欧米で『武漢日記(方方日記)』が出版され、中国を中傷するという論争を巻き起こした。

 当時、一部の作家は方方を支持しており、中国作家協会副会長の張抗抗氏は方方を支持する言論で、彼の微博アカウントがブロックされていた。しかし、作家協会の幹部は、両者の関連性を否定した。

 中国作家協会書記の邱華東氏は香港メディアに対し「これは軍事改革の過程に過ぎない、特別な意味などない」とだけ残し、これ以上の話はしたくないと語った。情報筋によりますと、中国軍は近年、軍人が民間団体に参加する問題を一掃することに取り組んでおり、今年の上半期、軍委員会が上位職の将官は民間団体を脱退しなければならないと要求し、職業関連の団体は一つに留めておかなければならないと規定した。

 中国の作家・陸天明氏は微博(ウェイボー)で、「軍は内部の作家に作家協会からの脱退を要求することのみならず、文連協会に参加しているすべての軍人にも脱退を要求しており、戦争に備えることに専念することが目的だ」と述べた。このような集団脱退は70年ぶりであり、公式な説明がないため、あらゆる推測が飛び交っている。

(翻譯・白鷺)

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