玉樹市の北部にあるデリンハ地区で「謎の赤い光」が再現した。(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 12月23日午前、青海省玉樹市で巨大火球が空を横切った。同日夜、玉樹市の北部にあるデリンハ地区で「謎の赤い光」が再現した。青海省では1日に2度の奇妙な光景が現れ、外部の高い関心を引き起こした。

 中国メディアによると、12月23日夜、青海省海西モンゴル族チベット族自治州デリンハ市の上空に「謎の赤い光」が現れた。赤い光が最初に現れた時は、まだ西の地平線には太陽の余光があり、この光景は約30分ほど続いた。

 ある人は、星のような白い光点が空を横切って白い線を引いているのを目撃し、やがてその光点が爆発したかのように急に散っていったと述べた。近くで爆発音を聞いた人もいて、その後赤い雲が現れて急速に範囲が拡大していったという。

 また、ネット上の動画を見ると、12月23日午後7時10分頃、デリンハ市の夜空に「赤い月」が現れ、約30分ほど続いた。

 これについて、公式メディアの説明は、金属リチウム燃料を推進剤にしたミサイル実験ではないかと解釈した。

https://twitter.com/tw_tomy_/status/1341772933635588097?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1341777562876317696%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.secretchina.com%2Fnews%2Fgb%2F2020%2F12%2F27%2F957160.html

 同日午前、青海省玉樹地区で「巨大な火の玉」が落下したことは特筆に値する。

 その後、中国地震台ネットワークセンターは、12月23日午前7時25分に青海省玉樹地区に隕石のような物体が落下したことを記録したことも確認した。

 中国の伝統文化では、隕石の落下は通常、重大事件が発生する前触れとして見られ、ほとんどが不吉なものだった。この数十年、中国本土に隕石が落下した後、重大な事件が相次いでいた。

(看中国記者・黎小葵/翻訳・柳生和樹)

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