ドナルド・トランプ(Wikimedia Commons / Shealah Craighead / Public domain)とジョー・バイデン(Wikimedia Commons / Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America / CC BY-SA

 11月3日の投票日を終え困惑した状況が続く中、7日夜デラウェア州でバイデン氏が勝利宣言をした。これに伴い菅総理はバイデン氏にお祝いのメッセージを送り、NHKを筆頭に日本の各テレビ局もバイデン氏の勝利を報道した。

 しかし、このところ私が見聞きするのは、バイデン一族の悪いニュースばかりだ。

 演説において考えられない事を語るジョー・バイデン氏のニュース。

 犯罪の疑いが払拭できないハンター・バイデン氏のニュース。

 極左集団アンティファによる暴動及び略奪行為のニュース等…

 開票後においても私には、バイデン氏による期日前(郵便)投票等での不正工作の情報ばかりが目に付く。

 開票前、カリフォルニア州において、「共和党側が偽の投票箱を設置した」とのニュースも流れたが、開票後には多くのトランプ氏の票が廃棄されたという情報。アリゾナ州で大量の投票用紙が油性ペンを使い無効にされたという情報。テキサス州知事の「不正選挙が実在する」というツイートも流された。

 私には、開票日以降もずっとトランプ氏の選挙人票が214から変わらなかった事が不自然に感じられた。また接戦州であるペンシルベニア州において、開票当初トランプ氏優勢と報じられていたにもかかわらず、郵便投票の開票に入るといつの間にか形勢が逆転しバイデン氏が勝利を得た事は、本物の奇跡だったのだろうか?

 私が、今後最も危惧するのは、米国と中国共産党との関係性の変化だ。

 自国アメリカの発展を第一に考えてきたトランプ氏が退き、中国共産党やロシアとの友好関係を重視し、己の利益を得てきたバイデン一家が、米国のトップに変わっても、今後、米国は「自由な民主主義」を保てるのだろうか?

 今回の選挙活動でも、バイデン氏側に多額の中国共産党の資金が流れ、裏で共産党組織が動いたのではないかと考える人も存在する。

 今、本当に大切なのは、どちらが米国大統領になるかだけではなく、今後のアメリカが「自由の国」としてあり続けられるかどうかだと思う。

 日本に住む私に、真相を確認する術(すべ)も無く事実は判らない。ただ信頼できるマスコミの情報を鵜呑みにする事しかできないが、個人的には「今回の米国大統領選挙における中国共産党の関与は確実だ!」と感じている。

 多くの日本企業が中国から撤退している状況の中、一人の日本人として、我が国と深い関係の米国に「中国共産党の資金と共に考え方や手法が浸透しない様に!」と心から願っている。

(文・米田 亮太)