2016年、アリゾナ州で講演中のヒラリー・クリントン(イメージ:Wikimedia Commons / Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America / CC BY-SA

 トランプ大統領が10月6日、「ロシアゲート」調査に関連するすべての文書の完全な機密解除を許可したと発表した後、一部の法律専門家は、これはヒラリー・クリントンにとって悪いニュースであり、機密解除された文書は、ヒラリーが懲役刑に処せられる重罪を犯したことを証明することになると主張した。

 10月6日、ジョン・ラトクリフ国家情報長官はトランプ大統領の指示により、「ロシアゲート」の調査文書を解除したところ、当時の中央情報局(CIA)長官ジョン・ブレナンが2016年、ヒラリー・クリントンの「メールゲート」スキャンダルから世間の注目をそらすために、当時の共和党大統領候補ドナルド・トランプをロシアに結びつけることができるスキャンダルを作成するための「計画」を、オバマ大統領(当時)にブリーフィングしたことが明らかになっている。

 機密解除された文書の中には、ブレナンの手書きのメモがあったが、そのほとんどが黒塗りになっており、残った文章には次のような記述が見られる。「ヒラリー・クリントン氏が7月28日に承認した外交政策顧問の提案を引用して、ドナルド・トランプ氏に関するスキャンダルを作るために、ロシアの安全保障部門が干渉していると告発した……」

 この手書きのメモは、ブレナンがオバマにヒラリーのこの計画を報告した後、ブレナンが書いたという。

 FOXニュースの法律アナリスト、グレッグ・ジャレット氏は、FOXニュースの大物司会者ショーン・ハニティ氏に対して、「ヒラリー・クリントンがいかに不道徳で、悪徳で、狡猾で、腐敗しているかを示している」と語った。

 ヒラリーは虚偽の情報をばらまくことで重罪を負う可能性があるとジャレット氏は指摘しているが、具体的には「情報がどのように漏洩したのか、誰に漏洩したか」にかかっている。

 ジャレット氏は、「大統領が(ロシアゲート)機密文書を解除して、改ざん・編集を削除したことで、この件に光が当たることを願っている。これは本当に犯罪的な陰謀なのだ」と語った。

 トランプ大統領のコーリー・ルワンドウスキー前選挙管理官は、オバマ前政権の国家最高安全保障官たちが、米国史上最大の犯罪の法的責任を問われるのはいつになるのかを知りたいと述べた。

 「この国の司法制度は、ドナルド・トランプ支持者であればこの法律書で叩かれる、ヒラリー・クリントン支持者であれば法的制裁から逃れることができるという、2つに分かれている」とルワンドウスキー氏が皮肉を込めて言った。

(看中国記者・程雯/翻訳・藍彧)