講演中のトランプ大統領(イメージ:ホワイトハウスの動画スクリーンショット)

 トランプ米大統領は10日(月)、ホワイトハウスの記者会見でスピーチしている最中に中断された。原因を知らされていない記者は困惑していたが、その後、ホワイトハウスの外で銃撃事件が発生したことがわかった。

 当時、トランプ氏は壇上で数分間発言していたところ、シークレットサービスの警備にガイドされて報道室を出た。しばらくして彼は再び壇上に戻り、記者会見を続けた。トランプ氏は「ホワイトハウスの外で発砲があった」と記者に説明した。

 シークレットサービスは月曜日、発砲事件の詳細をツイートした。「ホワイトハウス近くの17番街とペンシルバニア通りの角で、51歳の男性容疑者がシークレットサービスの捜査官に近づき、武器を持っていると告げた。容疑者が発砲体勢を取ったため、シークレットサービスの捜査官は容疑者を撃った」

 同じツイートによると、男性容疑者とシークレットサービスの捜査官は共に地元の病院に搬送されたという。容疑者の命に別状はなく、事件の調査は進行中だという。

当日の映像:

(翻訳・藍彧)