目の前の世界と砂の中の世界はどのように違うのだろうか?(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 イギリスのメディアが、250倍の倍率で拡大した砂の写真を公開しました。砂はまるで雪の結晶やダイヤモンドのようで、とても華やかでカラフルでありながら、巻貝や火山岩、ガラスなどを含み、読者たちを魅了しました。

 グレー・グリーンバーグ(Gary Greenberg)教授は、「不思議ですね。海辺の砂浜を歩いていると、こんなにも細かい小さなものを足が踏んでいます。顕微鏡を覗くたびに、大自然の力に驚嘆します。海辺に打ち寄せる波、それぞれの砂の信じられないほどの複雑さと独自性に驚かされます。」と感想を述べました。

 「一粒の砂に一つの世界を見出だす」は、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイク(William Blake)の「無垢の予兆」から引用されています。小さな砂粒から宇宙の広大さ、世界の全体を垣間見ることができるということです。同じことは、私たち自身にも言えます。実際、私たち一人ひとりの背後には、財産や地位に関係なく、感動的な世界や鑑賞に値する物語があるのではないでしょうか。

グレー・グリーンバーグ(Gary Greenberg)教授の砂写真のギャラリー:

http://www.sandgrains.com/Sand-Grains-Gallery.html

(翻譯・常夏)