米国各州の武漢肺炎の症例数(イメージ:アメリカ疾病予防管理センター)

 3月28日(土)、米国で武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)による死者数が1,000人に達した数日後、死亡者の数は倍増して2,000人を超えた。全国で特別な公衆衛生対策を講じ、会社を閉鎖し、数百万人が自宅で隔離しているにもかかわらず、感染確認の症例と死亡人数がずっと増加している現状は、中共ウイルス(新型コロナ)の急速な蔓延を示している。

 FOXニュースによると、3月29日に米国で確認された感染者数は15,000人近く増加し、全国の感染確認の症例数は約136,000件に達した。

 米国では、確認された症例数と死亡数において、ニューヨーク州が引き続きトップであり、52,000人以上が感染し、700人以上が死亡した。先週水曜日(3月25日)の夜に米国で死者数が1,000人に達した時、ニューヨーク州では約20,000人の感染が確認され、280人が死亡した。

 ニューヨーク州に加えて、ニュージャージー州、カリフォルニア州、およびワシントン州はまた、感染確認人数と死亡人数の両方で上位のランクに達した。ミシガン州、イリノイ州、ルイジアナ州を含む他の州は大幅な増加が始まった。

 イタリアでは3月28日と29日の死亡人数がそれぞれ約800人と約1,000人だった。現在、イタリアは確認された症例数と死亡数両方とも世界中に一番多い国である。オランダはすでに確認された症例数が増加しているから、世界中のトップ10の国に入った。

 3月29日まで、全世界の確認された症例数は64万人近くに達し、死亡者数は3万人を超えた。

編集者注:中国政府の公式データは疑問視されているため、これらの統計データには中国が含まれていない。)

(翻訳編集・黎宜明)