中国武漢市のある病院で、某テレビ局のカメラ監督の指導により行う撮影現場(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 中国共産党当局は武漢の都市封鎖を逐次に解くと命じ、現地では中共ウイルス(新型コロナウイルス、以下、「中共ウイルス」)感染者が連日「ゼロ」と診断された。これに対し、中国のネットユーザーは信用しないばかりだけでなく、外国の要人も信用しない。武漢市武昌区の多数のコミュニティでは、またまたクラスター感染が集中的に発生しているとある事情の詳しい人が暴露した。このため、武漢を離れようとしていた外地の医療チームが多数残留し、支援を続けている。

 中国共産党政権の国家衛生健康委員会が発表したデータによると、3月19日から21日までの3日間、湖北省と武漢市での新たに発生した症例はいずれもゼロであった。

 中国共産党政権の国家衛生健康委員会は、3月18日、全国で新たに確診された症例の34例が全て国外からの輸入であり、湖北省では初めて新確診症例がないと発表した。

 米国のトランプ大統領は先日、中国共産党の公式データを信じるかどうかの質問に、「本当なら良いけど、(真実は)どうかな?」と疑いを示唆した。

 3月20日、ネットユーザーはある動画を発表し、3月18日の武漢市協和病院の発熱外來診療部門の前で、30余の人が列を作って診察を待っていることを映した。

 この情況は社会に騒ぎを引き起こした、にも関わらず、中国共産党当局はこれに対して反応なしだった。

 湖北省は3月15日から封鎖を解除し、1ヵ月連続で新しい感染者数0だと報じている中で、3月22日、湖北省襄阳市長虹北路高新区余崗団地がまた武漢肺炎の影響で封鎖された。

3月18日の武漢市協和病院の発熱外來診療部門の前:

3月22日、湖北省襄阳市長虹北路高新区余崗団地がまた武漢肺炎の影響で封鎖された:

中国・武漢で隔離施設の再建:

中国武漢市某病院撮影現場:

(編集者付記)武漢肺炎の原因となった新型コロナウイルスは中国共産党統治下の中国から由来したものであり、なおかつ中国共産党当局が真相を隠ぺいしたことにより、世界的に拡散している。武漢人、湖北人、そして全体の中国人及び全世界の人々がみんな被害者となっている。中国共産党イコール中国ではなく、中国国民を代表することもできない。従って、中国共産党の統治下に現れたこのウイルスを「中国共産党ウイルス」(中共ウイルス)と呼ぶべきであろう。

(翻訳・柳生和樹)