11月29日、中国の爆撃機「轟(ごう)-6N」は日本海でロシア機と合流するため出撃しました。通常、爆撃機には護衛戦闘機が付きものですが、中国の戦闘機「殲(せん)-16」は対馬海峡付近で引き返し、轟-6Nが単独で日本海に向かいました。航続距離4000キロメートルを誇る殲-16にとって、対馬海峡までの距離は短距離であり、簡単に往復できるはずなのに、不思議です。さらに、殲-16に搭載されていたミサイルはわずか4発で、12箇所ある兵器パイロンのうち、4箇所しか使われていませんでした。満載で出撃すれば、対馬海峡にすら到達できなかった可能性があります。