トランプ大統領とモディ首相(イメージ:ツイッター写真)

 2月25日、インド訪問中のトランプ大統領はモディ首相と一対一の会談に臨み、その後代表団レベルの会議を開催した。そこで貿易摩擦をめぐる問題の解決を試みた。

 これらの会議の後、トランプ氏によると、今回の訪問は多くの成果を得られた。インドはロッキード・マーティン社より、ヘルファイアミサイルを搭載するシーホークヘリコプターを24機、アパッチヘリコプターを6機購入することになり、その総額は30億ドルに達する。

 インドは軍の現代化を行っており、中国との差を埋めようとしている。その購買相手は既存のロシアではなく、アメリカに転換しつつある。

 モディ首相との対談で、トランプ氏は、「我々のチームは全面的な貿易協定に向けて大きな進歩を遂げた。お互いに至極重要な協議に合意に達することに楽観的だ」と述べた。

 インドは、トランプ氏の個人支持率が50%を超える世界有数の大国の一つ。今回のトランプ氏の訪問はインド国内で広く報道された。トランプ氏は初めてインドという世界最大の民主国家に訪問したとのコメントもあった。「モディとトランプの関係はますます近くなっている」との報道が「ザ・タイムズ・オブ・インディア」の一面を飾った。

 トランプ氏は2月24日の演説で、安定かつ繁栄した民主国家としてのインドの発展を21世紀の一大成果と称賛した。

トランプ大統領の歓迎式典:

ヘルファイアII 空対地ミサイル・MH-60ヘリからの発射:

(翻訳・常夏)