中国の一党独裁下での政府による建物強制撤去が公然と、長期にわたり、広範囲に渡って行われています。これに対して、国民の不満が頂点に達し、抗議行動が頻発しています。最近では、未成年者が抗議に参加する事例も増えてきました。

 ネット上で出回っている情報によると、四川省成都市郫都区安靖鎮雍渡村で15日、地元政府が建物の強制撤去を行う際、幼稚園への道を掘り返してしまい、子供たちが幼稚園に行けなくなりました。これに抗議して、子供たちは道路上に椅子を持ち出し座り込む形で不満を表明しました。

 また、14日には山東省滕州市でも未成年者が強制撤去に抗議する事件が発生しました。ネット上で出回っている動画には、一人の少年が工場の屋上で飛び降りると脅しながら、盾を持って近づく城管理と激しくぶつかり、肉弾戦を繰り広げる様子が映っています。少年は懸命に抵抗しましたが、最終的には制圧されました。

 情報筋によると、滕州市東郭鎮政府は高速道路建設のため、法的手続きを全く経ずに、少年の家族が30年間経営してきた工場を強制的に取り壊し、彼の家族を絶望の淵に追い込んだとのことです。

 これらの事件に対して、多くのネットユーザーは、「警察に通報しても、全く相手をしてくれず、なぜなら、共産党は最大の暴力団だからだ」、「中国では、個人の所有という概念がないことを理解しなければならない。あなたの人生も含め、全ては共産党のものだ」とコメントしました。

(翻訳・吉原木子)