3月15日は、世界消費者権利デーです。中国中央テレビ(CCTV)は毎年、この日に合わせて、「315晚会(ばんかい)」という生放送番組を企画し、消費者の権利を侵す事例や企業を取り上げています。

 この番組は1991年3月15日に初めて放送され、翌年の1992年以降は、中国政府の関連部門や国家監督部が協力し、徐々に民間の主催から政府部門の主催へと切り替わりました。今年も番組で公開された内容は衝撃的でしたが、トップレベルの官製メディアがこのような番組を放送する背後の意図について、人々は様々な憶測を抱いています。