ハマスがイスラエルを攻撃した後、中国共産党は明らかにハマスを支持しており、中国ではイスラエルに対する攻撃的な声が増えています。この背景で、駐中国イスラエル総領事館はハマスの悪行を訴える動画を微博(ウェイボー)に投稿しました。

 動画では、「私たちはガザ地区の民間人について語る必要がある。民間人の生活のあらゆる面がハマスの支配下にあり、ハマスはテロ訓練所を通じて、民間人と子供を洗脳している。ハマスは民間人の生活資源を奪い、ロケット弾を作り、民間人の居住地域から発射する」と述べました。

 さらに、動画ではあるハマスの指導者のスピーチの動画を引用しました。このハマスの指導者は、「地球上のすべてのユダヤ人を攻撃し、イスラエルを死なせなければならない(Death to Israel)」と述べました。

 動画はまた、「ハマスは戦争を起こして、彼らが守るべきガザ地区の人々を危険にさらした。ハマスは種族絶滅を実行する恐怖組織であり、ガザで起きているすべてのことに責任を負うべきだ」と述べました。

 現在、実際に起こっていることはイスラエル政府の主張を裏付けています。イスラエル政府当局者は15日、全面的な地上侵攻を行う前に、民間人にガザ地区北部から避難する時間を与える方針を明らかにしました。「我々は期限を再度延長した。なぜなら多くの人が避難する必要があることを知っているからだ。我々はガザ地区北部の人々に危険から逃れるために南に避難するよう呼びかけ続けている」

 一方、ハマスの指導者であるイスマイル・ハニヤ氏はテレビ演説で、パレスチナ人に自分たちの家を守り、ガザ地区から出ないよう求めました。皮肉なことに彼はカタールに長く住んでいます。

 イスラエル国防軍はこのほど、人々の非難を防ぐため、ハマスがガザ地区に設置したバリケードの写真を公開しました。

 これに対して、一部のネットユーザーは、「一方は市民の被害を最小限に抑えようと努力しており、もう一方はできるだけ多くの人々を戦闘に巻き込もうとしている。正義と邪悪は一目瞭然だ」とコメントしました。

(翻訳・吉原木子)