最近、中国各地で、こども病院では多くの人々が点滴を受けるために、長蛇の列を作るという情報がネット上で出回っている。

 大紀元の報道によると、北京のこども病院では最近、受診する子供が非常に多く、ほとんどが小・中学生で、数百人が一斉に点滴を受けることがよくあり、一部の学校ではクラスごとに10人以上の生徒が発熱していたという。

 中国メディア「北京晩報」の報道によると、9月1日から学校が始まって以来、多くの子供が発熱したという現象が発生しているという。

 保護者の周さんによると、子供が最初に咳や発熱をし、薬を飲んでも効果がなく、6日後から高熱が発生した。最終的に病院で重症肺炎と診断され、入院が必要であることが確認された。

 北京だけではなく、中国のSNSでは、各地のネットユーザーが地元のこども病院が混雑していると暴露している。

 ある天津のネットユーザーは、「天津の子供たちは皆、咳をしている。こども病院は非常に混雑している」と暴露した。

 ある上海のネットユーザーは、「子供が3週間も咳をしており、こども病院に連れて行ったが、到着した瞬間、逃げ出したいと思った。泣いている子供、嘔吐している子供、咳をしている子供、発熱している子供ばかりで、呼吸器科、点滴を受ける場所は人でいっぱいだ」と暴露した。

 これに対して、公式にはマイコプラズマ肺炎だと説明されているが、民間では新型コロナの感染再拡大と懸念している。

(翻訳・吉原木子)