中国恒大グループの許家印会長が逮捕されたことを受けて、恒大グループ傘下の大型歌舞団が多くの注目を集めた。団員はすべて、スタイルがよく、容貌が美しい若い女性である。また、ネット上では北京にある许家印の豪邸に関する動画が出回っている。

 ネット上で出回っている情報によると、恒大歌舞団の募集条件は極めて厳しく、基本要件は、若く美しく、30歳以下で名門大学の芸術やダンスの専攻を卒業している必要があるという。

 以上の条件が揃っていれば、「面接の入場券」を取得できるとされており、情報筋によると、恒大歌舞団の最終面接は、許家印自らが行うという。

 絶頂期には、恒大歌舞団の総人数は一時的に200人以上に達し、その中には踊りが得意な人、歌が得意な人、笛、ピアノなどを演奏できる人など、多彩な才能を持つメンバーがそろっている。たとえ恒大が債務危機に陥った時であっても、許家印がこの歌舞団に対する投資を削減せず、人員を削減せず、給与を削減せずに維持した。

 また、ネット上では許家印が北京什刹海 近くにある豪邸を暴露した動画が出回っている。

 地元の住民によると、かつてこの地域には平凡な人々が多く住んでいたが、後に解体され、多くの豪邸が建てられた。その中には許家印と馬雲の豪邸もあったという。

 許家印の豪邸の正門は現在封鎖されているが、動画を撮影した男性によると、その豪邸の正門が金糸楠木でできており、価値は1.5(約31.3億円)億元に上ったという。さらに、その豪邸の中には100万元以上の価値がある百日紅の木が2本ある。

 (翻訳・吉原木子)