中国銀川市の焼き肉店で大規模なガス爆発事故が発生し、31人が死亡した後、習近平総書記はこの事件に関して指示を出した。その後、多くの飲食店が料理人に仕事中に消火器を背負うことを要求した。

 寧夏回族自治区銀川市興慶区の焼き肉店で21日夜、ガス爆発事故が発生し、31人が死亡、7人が負傷した。23日、習近平総書記は「責任を厳しく追及し、潜在的な危険とリスクを全面的に調査する」との指示を出した。

 その後、銀川市の飲食店の料理人たちは、消火器を背負って勤務するようになった。

 ネットユーザーが投稿した動画には、料理人たちは料理をする際に、小型の消火器を背負う様子が映っている。また、力のない女性料理人でも、同じ事を要求された。

 これに対して、多くのネットユーザーは、「料理人にとっては本当に恥ずかしいことだ」、「中国にはどんなおかしいこともある」、「ガス爆発は瞬間的なもので、消火器を背負っていても無駄だ」と述べた。

(翻訳・吉原木子)