中国陝西省西安市の城壁Bernt RostadCC BY 2.0 via flickr

 中国陝西省西安市当局は8日、『西安市インフルエンザ大流行応急予備案』を発表し、その中で「臨時社会面コントロール」の内容について、人々の注目を集めた。

 西安市当局は予備案で、新型(あるいは新しい亜型)のインフルエンザウイルスの波及範囲や被害の程度に応じて、感染拡大への対応プロセスを、対応準備段階、緊急対応段階、回復評価段階の3段階に分けるとしている。

 同予備案によると、緊急対応段階で、適時に「臨時社会面コントロール」を実施する。必要であれば、感染拡大地域での操業停止、休業、休校、関連公共場所の使用制限または停止、人が集まる活動および危害が拡大するおそれのある生産・経営活動の制限または禁止などの措置をとるという。

 西安市政府の公式サイトによると、同予備案は感染拡大への対応準備を強化することを目的に作成されるという。

 「臨時社会面コントロール」の内容は話題となり、多くのネットユーザーは、「そんなに深刻になったのか?一体、インフルエンザなのか、新型コロナなのか?」、「管理能力が低すぎる。全く頭を使わず、ロックダウンしかできないのか」とコメントした。

(翻訳・吉原木子)