香港の尖沙咀・中間道にある工事中の高層ビルで、2日午後11時12分ごろ、火災が発生した。火は下から上へと燃え広がり、ビル全体が火の海になった。火事の原因はまだわかっていない。

 ネットユーザーが投稿した動画には、火災現場では火の粉が飛散し、街や住民の安全が脅かされており、人々は遠くの道路の両側に避難している。火の粉は周辺の一部のビルに燃え移り、消防隊が手分けして消火する様子が映っている。

 香港メディアの報道によると、火事になったビルは元々は11階建てだったものが、現在42階建てに増築されている。増築されたビルは9階から上がホテルになる予定で、客室数は500室で、2024年度の完成を目指していたという。

(翻訳・吉原木子)