遼寧省盤錦浩業化学工場で15日13時25分、爆発が発生し、真っ黒な煙がもうもうと施設から立ち上った。(gan jing world  動画のスクリーンショット)

 中国東北部・遼寧省の化学工場で15日午後、爆発火災が発生した。爆発の威力はすさまじく、多くの従業員が死傷した。

 中国公式メディアの報道によると、遼寧省盤錦浩業化学工場で15日13時25分、爆発が発生し、真っ黒な煙がもうもうと施設から立ち上った。17時すぎになっても、一部の科学原料の配管が閉まらず、火が燃え続けていたという。

 報道によると、事故原因はアルキル化装置の配管1本が漏れて、発火したという。この爆発による犠牲者を明らかにしていない。

 ネットユーザーが投稿した動画には、工場全体が完全に破壊され、一面が焦土と化している。多くの従業員が爆傷ややけどを負う様子が映っている。

 公開資料によると、盤錦浩業は2012年5月に設立された民間企業で、資本金は5.5億元(約105億円)、固定資産は100億元(約191億円)、従業員は2500人に達しているという。

(翻訳・吉原木子)