南京の人々は1日0時頃、警察の封鎖を破り、孫文の銅像に近寄って、「自由」 と 「民主」への欲求を表明し、行動で専制政府に抗議した。

 ネットユーザーが投稿した動画には、南京市新街口広場で1日0時頃、新年を迎える市民が自発的に、申し合わせたように、市中心に立っている孫文の銅像の周りに集まっている様子が映っている。現場にいた市民によると、これはこれまでなかったことだという。

 孫文(1866年−1925年)は「中国革命の父」であり、中国最初の共和制の創始者として長らく国父と呼ばれた。孫文は日本との関わりが深く、東京、横浜、神戸、長崎などに足跡を残した。

(翻訳・吉原木子)