上海軌道交通(上海地下鉄)11号線、嘉定新城(かていしんじょう)駅区間に停車していた列車が11日、早朝の通勤ラッシュ時間帯に突然、連続した爆発音を立てた。飛び散る火花に伴い復数の車両から煙が上がった。

 上海地下鉄が発表した情報によると、11号線のある自動運転列車が11日朝、鉄道内の電気回路がショートしたが、火災や爆発は起きなかったという。複数の中国メディアは同情報を引用し、故障した列車は出庫中の空車で、乗客はいなかったと伝えている。

 しかし、あるネットユーザーは、自分が当時列車にいた事を綴った。爆発が発生した時、他の乗客は既に別の車両に避難していた可能性があると主張し、事件発生後、同列車は駅に戻り、乗客全員に降車を求めていたと述べた。

(翻訳・吉原木子)