中国当局がゼロ・コロナ政策を強行しているため、各地で抗議が頻発している。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国全土の新規感染者数は1000人を下回り、約7割が無症状感染者となっているにもかかわらず、中国当局が依然として、ゼロ・コロナ政策を強行しているため、各地で抗議が頻発している。

 河南省鄭州大学の学生数百人が28日夜、キャンパスに集まり、抗議デモを行い、封鎖解除を求めた。

 深セン市の御景華城、竜崗茘枝花園など複数の団地の住民は27日、抗議デモを行った。

 50日近く封鎖されていた新疆ウイグル自治区ウルムチ市の王家梁団地で25日夜、集団抗議を行い、短機関銃(サブマシンガン)で武装した特殊警察官にも屈せず、即時封鎖解除を求めた。

 同日夜、深セン市羅湖区彩世界家園でも大規模な抗議が起きた。

(翻訳・吉原木子)