1997年、中国政府は三峡プロジェクトを理由に、中国南西部の都市・重慶を四川省と並ぶ中央政府直轄の自治体に昇格させました。人口3,100万人のこの都市は、間違いなく中国で最も苛酷な状況に置かれています。ここは、最も極端な高温が続き、深刻な干ばつに襲われ至る所で山火事が発生しています。そして、大規模な電力制限により工場が閉鎖され、住民も停電・電力不足に悩まされています。さらにここでは8月下旬に追い討ちを掛けてCOVID19の流行が再浮上しました。