左からミャンマーのウ・ミョー・タン・ペ駐中国大使、フィリピンのロマーナ駐中国大使、ウクライナのカミシェフ駐中国大使、ドイツのヘッカー駐中国大使(希望之声より)

 ミャンマーのウ・ミョー・タント・ペ駐中国大使が7日、中国南西部の昆明市で急死した。在任中に中国で急死した大使は、1年足らずで4人目となった。

 複数のメディアは、ミャンマーの駐中国大使のウ・ミョー・タント・ペ氏が7日に雲南省昆明氏で急死したと報じた。

 ミャンマー外務省は8日、ウ・ミョー・タント・ペ氏の死亡を確認する訃報を国営紙に掲載したが、死因を明らかにしていない。

 ウ・ミョー・タント・ペ氏は、ここ数日雲南省を訪れ、複数の中国共産党の高官と会見したという。北京の外交筋や中国のミャンマーメディアの報道によると、雲南省昆明市から北京に戻る途中、飛行機の中で心臓発作により死亡したという。

 中国大使の死去はここ1年で4人目。昨年9月にドイツのヘッカー駐中国大使(54)が着任から2週間足らずで死去した。今年2月には北京冬季五輪会場を訪問中または訪問直後にウクライナのカミシェフ駐中国大使(65)が心臓発作で死亡した。4月にはフィリピンのロマーナ駐中国大使(74)が安徽省で隔離中に急死した。

(翻訳・藍彧)