青海省では7月に雪が降るという稀な光景(ネット写真)

 中国の多くの省・市が高温に見舞われる中、西部に位置する青海省では7月に雪が降るという稀な光景が見られた。

 中国メディアによると、青海省海西州東部で17日、大雨が降った。同省の天峻県木里町では珍しく雪が降った。三伏の日に雪が降るのは、本当に不思議だ。

 報道によると、木里町では17日午後10時ごろから降水が始まり、夜間にはみぞれが降り、18日午前4時には雪に変わり、累計降水量は16.8ミリ、積雪の深さは3センチに達した。ネット上の写真では、至る所が真っ白になった様子が写っている。

 公式メディア「中央テレビ」は、今回の降雪は災害をもたらさず、農作物や牧草の成長に好影響を与えたと報じた。

 しかし民間では今回の雪について別の見方がある。

 今回の降雪時間はちょうど中国の旧暦6月と重なり、中国の伝統文化の中では、6月に雪が降るのは冤罪があるとされている。そのため、多くのネットユーザーが、6月(旧暦)に降雪、どれほどの冤罪があったのかとコメントした。

(翻訳・藍彧)