昨日(7月17日)午後、日本の法輪功学習者は東京で中国共産党の迫害を抗議するパレードを行った。

 午後1時半ごろ、東京都豊島区の東池袋中央公園から出発し、法輪功学習者たちによって構成されたマーチングバンド「天国楽団」が先陣を切り、後に続く学習者は「法輪大法は素晴らしい」、「世界100以上の国に愛好される法輪大法」、「中共の悪魔を打倒しよう」、「天滅中共(天は必ず中国共産党を滅ぼす)」、「江沢民に法の裁きを」、 「中共≠中国」などの横断幕やのぼりを掲げて、池袋周辺を練り歩いた。パレードには、法輪功の功法デモンストレーションチームも参加した。

法輪功学習者のパレード(写真撮影:看中国/黎宜明)
法輪功学習者のパレード(写真撮影:看中国/黎宜明)
法輪功学習者のパレード(写真撮影:看中国/黎宜明)

 パレードは多くの通行人を惹きつけた。立ち止まって見物する人が多く、携帯電話で写真を撮る人も多い。ヨーロッパから来日した数人の若い女性は、法輪功を紹介する資料を手に持ち、「法輪功にとても興味があるので、家に帰ったらじっくり読みます」と記者に話した。

 ベトナム出身の女性フーエンさんは、中国で行われている人権迫害の恐ろしさをある程度知っていると言った。彼女は、それは許せない、中国共産党の法輪功学習者に対する残酷な迫害を直ちに止めるべきだと言い、江沢民元中共党首への刑事告発声援用紙に署名した。

 東京都在住の森さんは記者の取材に対し、「中国共産党はあまりにも多くの暴力、残酷な迫害を世界に見せてきた。中国人は迫害に立ち上がり、中国共産党を排除すべきだ」と述べた。 「写真を撮る時にマスクをつけてもいい」と記者に言われても、森さんは「もう年なので、こうして写真を撮っているだけで、怖くありません」と毅然とした態度で言った。

東京都在住の森さん(写真撮影:看中国/黎宜明)

 1999年7月20日、中国共産党の江沢民総書記(当時)の指示に従って、中国共産党政権は文化大革命以来最大の政治運動を開始し、約1億人の法輪功学習者に対して迫害を開始した。2006年から、法輪功学習者を中心とする良心の囚人が、中国の病院で臓器を摘出され、殺害されていることを示す証拠が得られた。この迫害は今日も続いている。

 6月23日に掲載された日本語大紀元の記事によると、元山口組系暴力団の組長で、現在「猫組長」の名前で活動する経済評論家の菅原潮氏は15年前、思わぬきっかけで中国の闇の臓器移植の現場に立ち会ったという。

 2007年、臓器移植手術を受ける知人を見舞うため、菅原潮氏が北京武装警察総病院に行った。病院の医師は菅原潮氏に「若くてとてもいい肝臓だ」と臓器ドナーの状況を紹介した。

 「21歳の男性だった。薬で眠らされているから、本人に意識はないのだが・・・」。ドナーの男性は両手両足の腱を切る手術を受けたという。逃走防止と緊張緩和のためだという。医師は、ドナーが法輪功学習者であると明言した。臓器は「ドナー」が生きたままの状態で摘出され、移植された。「当然でしょう。一番良い状態で移植できるから」という。

 中国共産党政権の酷い迫害に対し、昨年6月には、国連の12人の人権専門家が共同声明を発表し、「中国共産党が法輪功学習者、ウイグル人、チベット人、キリスト教徒などの信仰団体や少数民族から、強制的に臓器を摘出しているという信憑性の高い疑惑に衝撃を受けている。しかし、中共の暴行は20年経っても止められていない」と表明した。

(文・黎宜明)