21万人香港市民が参加し長さ60kmを超える「人間の鎖」の一部(Wikimedia Commons / Studio Incendo CC BY 2.0

 香港では「逃亡犯条例」改正案反対運動(「反送中」運動)が続いており、30年前にバルト3国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で行われたソ連共産党への平和的な抗議に倣って、人々が手を繋いで「人間の鎖」を作った。「人間の鎖」には約21万人が参加し、長さは60キロメートルに達している。

 香港人はこの「人間の鎖」を「香港の道」と呼んでいる。目的は、香港社会と世界各国に「逃亡犯条例」改正案反対運動の「五大要求」に注目させることだ。  

 8月23日夜、「香港の道」主催者のフェイスブックページによると、21万人以上が手をつないで「香港の道」に参加し、60キロに及ぶの「人間の鎖」を作ったことが確認された。手をつないで作った「香港の道」は、フェイスブックページを通じて始まった。もともとは長さ45キロを予定していたが、新たに15キロ延長され、60キロになったという。

「香港の道」に関する動画:

(翻訳・柳生和樹)