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 台湾農業委員会は1月24日、台湾全土で鶏卵が不足している と発表した。

 分析した理由としては、寒波による生産量の減少、コロナ流行による飼料価格の上昇、鳥インフルエンザの影響などが考えられる。

 また、最近のトウモロコシの国際価格が高騰し、鶏の飼育コストが3割上昇した。しかし、台湾政府は価格抑制のため、卵の値上げを全面的に禁止している。卵の仕入れ値はコスト上昇に見合うほど上がっていないため、鶏卵農家は鶏を淘汰しても生産を続けたくないようだ。

 台湾の行政院は、卵の生産量を増やすため、また、トウモロコシなどの飼料価格の高騰を抑えるために、卵の生産補助策を多数導入した。同時に、アメリカやオーストラリアの卵を毎週約60万個輸入している。

 鶏卵の不足は、卵を多く必要とする朝食レストランなどにも影響を及ぼしている。朝食店を営む陳さんは、フェイスブックの同業者のコミュニティに「卵がまだあるなら、ぜひ教えてください」というメッセージを送ったら、逆に同じリクエストが殺到した。各大手スーパーの卵売り場はガラガラで、卵があっても数量限定で販売している。台北市卵商会理事長高傅謨氏は、台湾人が卵を食べられない日は3月から4月までに続くかもしれないと率直に述べた。

(翻訳・藍彧)