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 エール大学の疫学教授であるヘイビー・リッシュ博士は29日、FOXニュース網のインタビューで、コロナから抜け出すには、ワクチン接種が究極の方法ではないと述べた。予防接種を受けるかどうかは、個人の状況に応じて判断してほしいとアドバイスした。

 リッシュ教授はインタビューの中で、新型コロナウイルスに感染しやすい人など一部の人にはワクチンが有効であると述べた。「彼らにとってワクチン接種は合理的な選択肢である」と語った。

 しかし、同氏はワクチン接種の有無で人を差別的に扱うことに異議を唱えた。「ワクチンはウイルスの拡散を抑えるのに、ある程度の効果がある。これは連邦政府がここ数カ月で推進してきた唯一の理由だ。しかし、その効果は限られており、接種を受けた後も感染する人がいる。そのため、ワクチン接種したかどうかで人々を区別するのは不合理である」

 同氏はまた、事実上、ワクチン接種によって副作用なども出ているため、一律にワクチンを導入するでべきではない、ワクチンは人類がコロナから抜け出す究極の手段ではないと述べた。

(翻訳・徳永木里子)