中国山西省運城市の防疫スタッフが、小型のアサルトライフルを装備した動画が、最近ネット上で流れ、話題となった。

 中国メディアによると、22日、中国北部の山西省運城市稷山県(しょくさんけん)で、陝西省西安市から帰省した地元住民がPCR検査で陽性が検出されたという。稷山県で同患者が活動した場所は合計9カ所で、74人の濃厚接触者が確認された。また、隣接する新絳県(しんこうけん)で1カ所、8人の濃厚接触者が確認された。現在、当局は関係各所の環境消毒を行い、営業停止、外出禁止などの措置をとっている。

 動画では、症例が現れた山西省運城市稷山県が封鎖されているのが確認できる。動画には、白い防護服に身を包んだ防疫スタッフが、小型のアサルトライフルを持ち、高速道路で通行車両を検問する様子が映っている。この動画がネット上に流れた後、多くのネットユーザーが、ウイルスに対抗するために短機関銃が必要なのかと疑問視した。当局は、ウイルスを消滅しようとしているのか、それとも感染した人々を消滅しようとしているのか?

十数年前、中国共産党のSARSに打ち勝った驚くべき「秘訣」:

(翻訳・藍彧)