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 香港雑誌の「争鳴」によると、中国共産党官僚は総計1.5兆米ドル(約160兆円)の資産を海外で隠している。その金額は2016年のGDP(約1200兆円)13%の相当する。

 この160兆円の資産は、不動産、商業モール、企業、債券及び銀行の預金などを含むが、主に以下の国々に隠されている。

 アメリカ(8.2兆円)、カナダ(3.2兆円)、イギリス(2.9兆円)、フランス(2兆円)、オーストラリア(1.9兆円)、スペイン(1.3兆円)、イタリア(1兆円)、ドイツ(0.9兆円)、スイス(0.6兆円)、オランダ(0.5兆円)。

 ウィキリークスによると、中国共産党官僚はスイスの銀行で5000個口座を開設した。その中に、三分の二は中央政府の官僚の口座だ。

 中国共産党の関係者によると、中国共産党は「末日の方舟」というプロジェクトがあるようだ。このプロジェクトの内容は、官僚らは目的地の国にお金を転移し、共産党政権が倒れた時、重要な文書を全部湮滅し、家族全員を目的地の国まで避難させることだ。

(翻訳・黎宜明)