中国江蘇省揚州市江都区郭村で8日、中学生がワクチンの予防接種を受けた後、その場で失神し、緊急措置を行ったが措置の甲斐なく死亡した。

 地元メディアの報道によると、揚州市政府は、12~17歳の学生に対する1回目の接種を8月末までに、2回目の接種を9月に完了させること、12歳以上の完全な接種率を9月末までに93%に達することを要求しているという。また、公式の通知によると、8月以降、ワクチンを接種していない人(禁忌者を除く)に対して、全員登録し、重点的にスクリーニングし、警告の通知を実施するとしている。

 ネットユーザーが投稿した動画には、揚州市江都区郭村のワクチン接種所の入り口で、青いTシャツを着た男子中学生が仰向けに倒れており、おそらく意識はなく、心臓も停まっていて、 中年の男性が、倒れた中学生に心肺蘇生法を施している様子が映っている。天気が暑かったので、もう一人の男性が日傘で風を煽いてあげていた。周りに予防接種に来ている大勢の人が並んでいおり、この光景を見ている。

(翻訳・藍彧)