バイデン米大統領(Gage Skidmore from Surprise, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 バイデン米大統領は5日、アメリカに滞在している香港人に「一時避難」を提供する政策を打ち出した。何千人もの香港人がアメリカでの滞在を延長できる上、仕事も可能。北京の香港への弾圧に対抗したものである。

 バイデン氏は覚書で、現在アメリカに滞在している香港人に対して、最長18カ月間の「送還猶予」を実施するよう国土安全保障省に指示した。覚書の中で、「米国は香港人への支持は揺るぎない。香港で保障されてきた自由を奪われた香港市民に安全な避難所を提供することは、香港における米国の利益を促進することにもなる」と述べた。

 ホワイトハウスのジェン・サキ報道官は声明の中で、「米国は行動を通して香港人に対する力強い支援を表明し、中国共産党(以下、中共)が香港と国際社会との約束を破ったことを黙って見ていない」と述べた。

 ロイター通信によると、米国の立法議員らは、香港で中共への抗議活動に参加し、迫害を憂慮する人々を政治難民として受け入れやすくする立法を検討しているという。ブリンケン国務長官は「米国は中共政権の弾圧から逃れた人々を受け入れるべきだ」と表明した。

(翻訳・吉原木子)