中国で感染が拡大しており、北京でも感染者が確認された。情報筋によると、北京市昌平区、海淀区などの住民は各地への移動を止められるか、14日間集中隔離させられたという。

 ネットユーザーが3日に投稿した動画では、新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠に旅行中の北京の女性が、検問所を通過する際に「北京から来たので、集中隔離が必要」と言われて、止められている様子が映し出されている。

 もう一人の男性は、河北省の北戴河料金所で止められ、「北京の海淀区や昌平区から来た人は引き返えすか、ここで14日間隔離されるか」と言われて立ち往生していた。動画を撮影した男によると、ここの料金所には車の長蛇の列が並んでおり、誰も通過できなかったという。

(翻訳・吉原木子)