腾讯滨海大厦(Charlie fong, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons)
腾讯滨海大厦(Charlie fong, CC BY-SA 4.0 , via Wikimedia Commons)

 中国の国家市場監督管理総局(SAMR)の公式サイトが13日、テンセント(騰訊)がSogou(搜狗)の株式の買収を無条件で承認したと発表した。

 このニュースにより、米国で上場しているSogouの株価が2.5%上昇し、8.92ドルで取引され、株価は8カ月ぶりの高値を記録した。

 昨年7月、中国検索大手2位の Sogouは、147億人民元(約2,230億円)でテンセントからの買収申出を発表した。取引が完了すると、Sogouはテンセントの完全子会社となり、ニューヨーク証取から上場廃止となる。

 同月、Sogouは、テンセントが保有していない株式の約60%を、1株あたり9ドルの現金価格で買収する民営化提案を行ったと発表した。同買収により、Sogouの価値は推計値約35億ドル(約3,866億円)。その後、Sogou社の株価は48%上昇し、8.51ドルで終了した。

 Sogouは現在、3億8,800万株の総株式資本を有しており、現在の発行済み株式数は3,446万株で、時価総額はわずか3億ドル(約331億円)である。

(翻訳・藍彧)