(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 「ニューサイエンティスト」によると、イスラエル軍は人工知能で無人機隊をコントロールし戦闘で用いた。これは無人機隊が世界で初めて実戦に投入されたという。

 イスラエル軍は人工知能による「群体行動(Swarming)」戦術を開発してきた。イスラエルの敵として、ハマスであろうか、ヒズボラであろうか、あるいはその他のイラン系武装勢力であろうか、これらの武装組織の戦術は非常に柔軟で、表に現れる時間が非常に短く、すぐに地下道や近くの大きな住宅街に隠れてしまうのだ。

 イスラエル地上部隊は戦闘で大きな困難に直面している。たとえば、300万人都市の住民のうち、3万人の武装組織がいる。彼らは軍服がなく、住民の中に隠れて、イスラエル地上軍を待ち伏せ攻撃できる。しかし、イスラエル軍はどれが敵なのか、どれが民間人なのか、目標を定めることすらできない。また、たとえ敵の居場所がわかっていても、2時間前に避難を知らせなければ、重火器での攻撃はできない。

 そのため、イスラエルは人工知能による「群体行動」戦術を非常に重視している。機敏な無人機隊は敵の位置を特定し、攻撃することができる。そして街をパトロールでき、随時にターゲットを見つけて追跡し、的確な打撃を与えられる。

 同小型無人機は3600mの高さまで、強風や大雨の中でも飛ぶことができる。航続時間は75分、作戦範囲は10 kmで、弾薬を3㎏搭載できる。イスラエルの人工知能システムはこのような無人機隊でターゲットがいる可能性のあるブロックを捜索し、ターゲットが見つかれば攻撃できる。

(翻訳・吉原木子)