米イリノイ州ロックトンで、14日に大規模な火災が発生した。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 米イリノイ州ロックトン(Rockton)にある世界最大の潤滑油メーカーであるケムツール(Chemtool)社の化学工場で、14日に大規模な火災が発生し、周辺住民が避難した。15日も燃え続けており、鎮火には数日かかると見られている。

 事故現場の西300メートルのところにはロッキー川がある。同工場では工業用潤滑油添加剤などを製造しているため、化学物質がロッキー川に流れ込み、環境破壊を引き起こす恐れがある。そのため、最善の対処法として、消防隊は灌水(かんすい)して消火せず、今後数日間かけて潤滑油を焼き切る方針だ。

 工場では15日になっても火災が続いており、消防隊員が現場の一部に放水している間も真っ黒な煙が空高く舞い上がっていた。工場が黒ずんで崩壊した部分や、火で焼かれた半トレーラーなどがはっきりと見える。当局は現在、火災の原因を調べているとのこと。これまで約1000人が避難を余儀なくされている。

(翻訳・藍彧)