米軍の戦略輸送機であるC-17(パブリック・ドメイン)

 米国連邦上院議員タミー・ダックワース氏やダン・サリバン氏、クリストファー・クーンズ氏らを乗せたC-17輸送機が6日午前、台北松山空港に到着した。

 これまで米国政治家が台湾を訪問する際には、100人乗りの「政府専用機」を使用してきたが、今回は米軍が海外で活動する際によく使用する軍用戦略輸送機であるC-17を使用した。C-17が台湾に着陸するのは初めてであることから、台湾と中国で大きな関心と議論を呼んだ。

 台湾の国防安全研究院の蘇紫雲副研究員は、C-17は優れた戦略的・戦術的能力を備えており、特別な戦略的意義を伝えていると分析した。

 米のこの動きについて、中国共産党の機関紙「環球時報」の胡錫進編集長は6日夜、ウェイボー(微博、Weibo)で「中国はいつ、どのように癇癪(かんしゃく)を起こすかにおいて、主導権を持っている」とコメントした。

 これに対し、中国のネットユーザーは「我々の譲れない一線は底知れず、敵がその一線に触れればさらに下げるしかない」と嘲笑した。

 このほか、元中国共産党南京軍区の副司令官である王洪光中将が2017年3月に残した「米国が台湾にサードミサイルを配備する日は、我々が台湾を武力統制する時だ」という挑発的なコメントを、掘り返したネットユーザーもいる。これに対し、ネットユーザーはツイッターで「米軍機が40年間で初めて台湾に着陸した。王洪光中将、早く武力統制においで、中国共産党の戦狼を呼んで、3日間(6月6日から6月9日)で台湾を奪え」とからかった。

(翻訳・藍彧)