米宇宙軍の第11宇宙警戒隊の指揮官であるマシュー・ローマイヤー中佐は14日、自費で出版した新書を宣伝するポッドキャストに出演した際、米軍でマルクス主義のイデオロギーが蔓延していることへの懸念を表明しました。ローマイヤー氏の著書は『抑え切れない革命:マルクス主義が目指す征服と米軍の崩壊(Irresistible Revolution: Marxism’s Goal of Conquest & the Unmaking of the American Military)』というタイトルの本です。同書は16日にアマゾンでベストセラーになりました。

 その直後、同氏は第11宇宙警戒隊の指揮官を解任されました。空軍のスポークスマンは当時「この決定は、ローマイヤー中佐の最近のポッドキャストにおける公開評論に基づいている」 と述べました。