2018年8月、ニューヨーク州のフォート・ドラムで集会に参加しているエリス・ステファニク氏とドナルド・トランプ前大統領(Public domain, via Wikimedia Commons)

 複数の米メディアの報道によると、トランプ氏の支持者で、ニューヨーク州選出の共和党下院議員エリス・ステファニク氏(36)は、14日に行われた非公開会合で、対抗馬のチップ・ロイ議員を134対46で破り、共和党下院ナンバー3の党会議議長に選出されました。

 議長の座をめぐって、トランプ氏は5日の声明で、「ステファニク議員を GOP会議議長として完全かつ全面的に支持する」と表明しました。そして、選出された14日、祝福の声明を発表しました。

 AFPの報道によると、ステファニク議員は、バイデン氏と民主党による「過激な極左社会主義のアジェンダ」を覆すには、トランプ氏とその主張が依然として不可欠だという考えを明確に示しました。

 ステファニク議員が議長になることによって、共和党の下院幹部に反トランプ者がいなくなり、来年の中間選挙でより集中することができます。

 反トランプの急先鋒である前会議議長のチェイニー議員は12日、共和党下院議員の賛成多数で解任されました。

(新時代Newsより転載)