四川大学の学生はこのほど、軍事訓練で、いわゆる国の情勢や社会の全体的な安定性を維持するために、暴力を振るわされる動画がインターネット上で出回っている。ネットユーザーは、当局は「六四天安門事件」の再現を恐れているため、今のうちに大学生に洗脳を始めているのではないかと述べた。

 四川大学の公式サイトによると、7月20日午前、四川大学の2019年と2020年の学生が軍事訓練報告公演と総括会を行い、「都市部のテロ対策」など6つの軍事訓練公演を含む2週間の軍事訓練の成果を報告した。

 ネットユーザーが投稿した動画には、軍事訓練に参加した学生たちが迷彩服を着て、警棒や盾を持ち、隊列を組んでいわゆる「都市型テロ対策」に参加している様子が映っている。

 ネットユーザーは、「大学生がこんな洗脳を受けているなんて、本当に悲しい。目的はこれらの大学生らに善悪の区別をつける能力を失わせ、誇り高い子供たちの世代を台無しにすることである」と述べた。

(翻訳・藍彧)