新垣結衣氏は、日本のトップ人気スターであると同時に、中国でも最も人気のある日本女優であり、多くの中国ファンから「妻」という愛称で親しまれている。

 H&Mジャパンの公式サイトでは20日、27日から新しいCMシリーズをリリースし、アンバサダーに新垣結衣氏を起用することを発表した。同ニュースは中国にも伝わり、ファンの間で「妻と新疆とどっちを選ぶのか」という複雑な感情を引き起こした。

 スウェーデンのアパレルブランド「H&M」は先月、新疆綿の仕入れを中止したニュースで、中国から強くボイコットされた。H&Mは事後に中国の消費者の信頼を取り戻すために努力すると表明したが、新疆綿の問題については言及せず、謝罪もしていない。

 ウェイボーなどのオンラインプラットフォームの討論グループでは、多くのネットユーザーが「ブロークンハート」「ファンをやめる」「『妻』と離婚だ」などのコメントを投稿した。

 しかし、中国ネットユーザーの中には、新垣結衣氏がアンバサダーになっても、H&Mを買わなければと考えている人も多い。「他の国のスターが中国のためにイメージキャラクターを拒否することを期待できるものか」「日本のスターに期待するのは、理不尽で非現実的だ」

(翻訳・藍彧)