2019年7月に撮影された未確認飛行物体(UFO)の群れに関する写真と動画は、このほど米国防総省によって本物であると確認された。

 「デイリー・メール」によると、米国防総省の報道官は9日インタビューで、「写真や動画は海軍の職員が撮影したものだと確認した。『未確認航空現象タスクフォース(UAPTF)』は、これらの事件を調査している」と述べた。

 UAPTFは海軍省内にある、UFOなどの情報収集や分析を行う特別組織である。今回の写真や動画は、同組織関係者から流出したものだという。2019年7月に撮影された同写真には、米国の駆逐艦4隻の周りをホバリングしているUFOの群れが写っている。これらの飛行物体のうち1つはピラミッドの形をしており、残りはドローンや熱気球のように見える。

 同UFOらは2019年7月15日の夜、少なくとも3時間ほど駆逐艦を追いかけ、15日の深夜に離れた。米軍関係者は、UFOがどこから来たのかを正確に言えなかった。艦船からの目撃証言によると、UFOは如何なる無人機よりも優れた航空性能を持ち、2004年11月に米「スーパーホーネット(F/A-18E/F航空機)」のパイロット6人が目撃した、謎の飛行物体に酷似しているという。

 同紙によると、事件の調査には米海軍、沿岸警備隊(USCG)、連邦捜査局(FBI)が介入しているという。

(翻訳・徳永木里子)