3月3日のビデオ会議で講演するバイデン米大統領(ホワイトハウス動画のスクリーンショット)

 バイデン米大統領が3日のビデオ会議で質問を喜んで受けると述べた後、ホワイトハウスの動画が突然中断されたことが注目を集めている。

 今回の会議はバイデン大統領がナンシー・ペロシ下院議長、下院民主党のコアチームと共同で開催された。バイデン氏が民主党議員らに向けてスピーチを発表し、新型コロナウイルス(中共ウイルス、SARS-CoV-2)の救済案やワクチンの推進などについて言及した。最後に民主党に「政府への信頼回復」を呼びかけた。

 そして、同氏は質問に答えるつもりでペロシ氏に「もし質問に答えるべきならば喜んでいたしましょう。ペロシさん、君が望むなら何でも」と聞いた。

 しかし奇妙なことに、動画はバイデン大統領がそう言った後、一瞬だけ一時停止してから中断された。

 現在、ホワイトハウスのYouTubeチャンネルの動画は更新され、バイデン大統領が最後に言ったコメントの部分は削除されている。一方、ホワイトハウスのウェブサイトにある文字起こしされたバイデン大統領の演説にはまだその部分が残っている。

無修正動画の最後の部分:

更新されたホワイトハウスのYouTubeチャンネルの動画:

(翻訳・藍彧)