(ウェブペイジのスクリーンショット)

 1月6日の連邦議会議事堂襲撃事件の後、ツイッターがトランプ前大統領のアカウントをブロックしてから、トランプ氏はパーラーに移して声を出し続けた。多くの保守派やトランプ支持者がパーラーに群がり、パーラーのユーザー数は急上昇した。

 パーラーが言論の自由を堅持し、トランプ氏や保守派の声を擁護した後、アマゾンは1月11日、パーラーへのサーバーホスティングサービスの提供を停止した。その2~3日前に、グーグルとアップルがパーラーのモバイルアプリケーションを取り下げた。

 パーラーのマーク・メクラー暫定CEOは2月15日、「Just the News」に対し、パーラーは新しいサーバーに移転し、2000万人の既存ユーザーがその日のうちにサイトとモバイルアプリへのログインを開始できるようになり、新規ユーザーは1週間ほどでサインアップを開始できるようになるはずだと語った。

 メクラー氏は、新たに委託したサーバーホスティングサービス会社を明らかにしなかった。しかし、新技術プラットフォームが人工知能(AI)と実在の編集者を使って、サービス契約の条件に違反する言論をチェックしているが、言論の自由を守ることは確実であり、言論検閲は存在しないことに言及した。

 パーラーの株主でもあるダン・ボンジーノ氏は「Just the News」に対し、「ブロック(行為)は文化となってやってきて、手を尽くして私たちを襲ったが、黙っていられない。我々は戻ってきた、言論の自由、データの主権、国民の言論のために戦いを再開する準備ができている。この非常に困難な時期、ユーザーの忠誠に感謝する」と語った。

(翻訳・徳永木里子)

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