フランスの「エムロード」原子力潜水艦と「セーヌ」支援船(twitter.com/florence_parlyより)

 今年1月下旬から、中国共産党軍は南シナ海、渤海、黄海、東シナ海の4つの中国に隣接する海域で軍事演習を行い、中には1月27日から30日まで南シナ海にある雷州半島西海域での軍事演習も含まれている。

 2月1日、 中国共産党の「海警法」の新版が施行され、中国共産党の海上警備隊が宣告した領海内で外国船舶への発砲や、紛争中の新南群島で他国が建設したいかなる建物を破壊することできると主張した。6日と7日、2日連続で尖閣諸島付近の海域を中国海軍が航行した。

 1月23日、中国軍は13機の戦闘機で台湾南西の防空識別圏(ADIZ)に侵入し、24日にはさらに15機で侵入し、記録を更新した。

 中国軍の挑発的な行為に対し、米英ともに反撃を見せた。

 3日、日英両国外相はビデオ通話会議を行った。イギリスと日本は緊密な防衛と安全パートナーシップを築き、英空母打撃群が今年にインド太平洋地区にて演習を行う。

 8日、フランス国防大臣フロランス・パルリ氏はツイッターで、「エムロード」原子力潜水艦(SNA Emeraude)と「セーヌ」支援船(BSAM Seine)が近日南シナ海を通過したと発表した。「これはフランス海軍の長期的な遠地配備能力を証明し、豪州、米国と日本などの戦略パートナと共に戦う」

 9日、米海軍太平洋艦隊は海軍間の共同作戦能力と指導コントロール能力を高めるために、セオドア・ルーズベルト空母打撃群とニミッツ空母打撃群が南シナ海で軍事演習を行っていると発表した。

(翻訳・北条)

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