2月7日、山西省運城市の商店街を散策している中国の李克強総理(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国の李克強総理は2月7日、山西省運城市の商店街を散策し、一見何気なく行進しているように見えたが、ネットユーザーが撮影した動画には、公式メディアの記者が撮影している際、女性ディレクターの声を捉えた。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、2月7日、李克強氏が山西省運城市の旧正月用品市場を散策していた際、メディアの記者たちは全員、李克強氏とその一行の周りに群がっており、彼らの前に3メートルほど離れたところで様々なカメラやビデオカメラが設置されていたという。音を拾うために、長いマイクブームポールを使っていた。

 李克強氏はある屋台に近づくと、「よし、今から録画を始める」という女性の掛け声があった。ネットユーザーは、この人がこの番組のディレクターだと示した。

 李克強氏は屋台の前に来て店主と話し始めた時、カメラやビデオカメラを手にした記者たちは、撮影準備に適した位置を探すために数歩後退した。李克強氏の側近らは、李克強氏が撮れるよう、記者のカメラを遮らないように隙間を開けていた。これらはすべて前もってリハーサルされていたようで、現場にディレクターの指示が見えないが、李克強氏がメディアの焦点を合わせる位置にあることは誰でも知っていた。

 この瞬間、李克強氏は政府官員なのか、それとも映画俳優なのか、視察しているのか、それとも映画撮影しているのか、恐らく彼自身も分からなくなっているだろう。ニュースを映画のように撮影するのは、中国共産党メディアのみの特徴であるかもしれない。

(翻訳・藍彧)

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