中国共産党政権建立70周年を祝う軍事パレード中の中国共産党総書記の習近平(イメージ:YouTube Screenshot)

 習近平氏は1月4日、中国共産党軍事委員会令2021年第1号に署名し、軍に訓練開始に向けた動員命令を発令した。中国中央テレビ(CCTV)は1月2日に、2021年の兵役登録や義務化が開始されたと高らかに発表した。

 中国共産党の公式メディアの報道によると、動員命令は「戦闘と訓練の一体化を実現し、フルタイムの戦争準備や随時に戦えるよう確保する」としている。

 報道によると、今年12月31日までに満18歳男性市民は全員、6月30日までに兵役登記の義務を履行する必要があるという。満17歳で18歳未満の人も、自発的に徴兵を申請すれば登録できる。24歳未満の男性でまだ兵役登録をしていない人は登録手続きを補完する必要がある。今年入隊の意思がない人は登録の際に「2021年の徴兵猶予」を申請しなければならない。

 ネットユーザーのコメント:

 「香港の国安法の例から見て、習近平氏の台湾武力統一は口先だけではないようだ、台湾は危険に直面している時だ」

 「現代戦争はまだ人間が必要なのか?共匪は本当に無知だね」

 「今は徴兵用の横断幕がいたるところにある」

 「動員令は何を意味するのか!権力があればなんでもやり放題できると思うなよ」

 「犠牲者を捕まえようとしている」

 「朗報だ、国民に銃を配る準備ができているのだ、暴動を準備しましょう」

(翻訳・藍彧)